日経ビジネスアソシエを帰りの電車で読んだ。

電車が混んでいたので、さらりと読んだが、興味を持ったのはレインズインターナショナル社長のインタビューの記事。
最近よく行っている牛角を運営している会社だ。
こういう勢いのある会社の社長の言葉にはいつも注目してしまう。
割高感のある焼肉を、誰もが気軽に食べにこれるリーズナブルな価格で提供し、しかもサービスもよいときている。
これらの秘訣を語ってくれている。
まずは、やはり業界の常識を疑うこと。
焼肉が高いということは人件費の占める割合が高いということから、肉の切り分けの職人を各店舗には配置せず、中央集中型で切り分けたものを各店舗に配るようにして、人件費の高い職人を減らす。
それから、基本的に働いている人たちはほとんどがアルバイトなのだが、彼らアルバイトの待遇をよくする。よくがんばったアルバイトには評価、表彰があり、がんばった分に報いる制度がある。それが、アルバイトは所詮アルバイト
だからこの程度でいいんだ、というなかばあきらめをさせず、社員と同じような扱いにする。だから、ここで働く人はみなサービス精神旺盛である。
また、常にお客様が求めるものを第一に考え、提供メニューにもそれを反映してきたということ。
社長がそれらを学んだのは、自分で設立した不動産会社での横領事件での社員全員退職、それからマクドナルドでのアルバイト経験からであるという。
マクドナルドのアルバイト経験からは、お客様を大事にする姿勢というものを学んだ。
冷め切ったポテトをすてることをもったいないと思ったが、それをお客様に提供してはお客様が次からこなくなってしまう、だからいつも揚げたてのものをお出しするんだと。
それが、不動産会社での横領事件で社員を疑って皆にやめられてしまったということにもつながったのではないかと。お客や働くものの気持ちを大事にする姿勢というのが自分には大事なものに思えた。

また、理不尽ビジネスが勢いがあるという特集のひとつ。
ハーストーリーという、おもに子供を持つ主婦層を会員として、マーケティングや人材派遣などを行っている企業。ここの社長も子供を持つ母親で、以前勤めていた企業で子供を持つ女性社員に対する企業の待遇が悪い、ということから、全国のそのような方々を集めておもにそういった主婦層がメインターゲットになる市場などのマーケティングや商品開発関連事業などに携わっている。
私の妻などもまだ子供はいないが、そういう立場になる可能性があるので、そういう人のパワーを集めて仕事にしているところなど、この社長には非常に力強さを感じる。
私の妻にも、そういったパワー、考えを持ってもらえたら、いっしょに議論できるのになあと
思う今日この頃である。(でも難しいだろうなあ)

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